ラグビーワールドカップ・フランス大会が9月8日開幕されます!
いよいよ日本代表が決まりましたね。
大会の日本代表30人も決定し、試合が楽しみですね!
また、残り3人は誰になるのかも気になりますが。
ラグビー日本代表に、今回初めて選ばれた『李承信』(り すいしん)選手。
名前から、日本人なのかな?国籍は?もしかしてハーフ?と思った方も多いと思います。
今回は、ラグビー日本代表の『李 承信』(り すいしん)選手について調べてみました。
李承信の国籍は?ハーフなの?
李承信選手の国籍は「韓国」となっています。
生まれは日本。兵庫県出身の在日3世となるそうです。
生まれも育ちも日本ですが、国籍は韓国となるそうです。
ではハーフなの?と思いますが、両親ともに韓国の方で、在日2世になるようです。
ラグビーの日本代表になる条件として、
- 日本で本人が生まれた
- 両親または祖父母の1人が日本で生まれた
- 本人が36か月以上継続して日本に住んでいる
と決まっているそうです。
李選手は、いずれも条件はクリアしていますので、日本代表の選手となったようですね。
日本人として「帰化」しないの?
とも思いますが、在日コリアンとしての自分を誇りに思っていて、「韓国籍だが、日本人でも韓国人でもない」 ということを話していますので、日本に帰化するというい意思はないようです。
朝鮮学校出身、在日コリアンでの日本代表選手は初めてだそうです。
そのことも、在日コリアンの学校に行っている子どもたちの目標となる存在になるのではないでしょうか。
李承信の両親は?
李選手の父親は、「李東慶」(り とんぎょん)さんといいます。
建設会社を経営しているそうですので、実家はお金持ちなのかもしれません。
父はラグビーの経験者で、神戸朝高、朝鮮大とラグビーでプロップを務めていたそうです。
その影響から、李承信選手も4歳の時からラグビーを始めたそうです。
李選手の母親は、「金永福」(きむ よんぼく)さんといいます。
お母さんは、李選手が小学校6年生の時に、乳がんを患い無くなってしまったそうです。
小学6年生って、やっぱりまだお母さんに頼るじゃないですか。
だから当時は寂しくてつらいというより3、4か月は現実を受け入れられない状況でした。その後、だんだんと月日がたつにつれて悲しみやつらさが襲ってきました。
母親という自分の人生の中で大きな存在を失い、心にぽっかりと穴が空いた感じでした。引用:NHKスポーツより
そんなお母さんが、口にしていた言葉が、
「日本代表としてワールドカップに出てほしい」
でした。
その言葉を支えに、悲しさや辛さを埋める為、ラグビーに全力を注いだ。
とも語っています。
こうしてラグビーの日本代表となったことで、お母さんも喜んでいるのではないでしょうか。
李承信の兄弟
李選手は3人兄弟の末っ子として育っています。
兄は2人。
4歳年上の長男が「承記」(すんぎ)さん、2歳年上の次男が「承爀」(すんひょ)さんといいます。
二人の兄も、ラグビーをしていて、地元のラグビースクールに通っていたそうです。
典型的な末っ子で、すぐに調子に乗るタイプだった。と自分で語っています。
兄二人もラグビー選手で、長男は法政大に。次男は帝京大に進み、ラグビーをしていたそうです。
李承信の経歴
前の右側にいる方が『李承信』選手ですね。
家族での写真のようです。
皆さん、いい体格の持ち主ですね~
李選手のプロフィールをご紹介します。
名前:李承信(り すいしん)
生年月日:2001年1月13日
年齢:22歳
身長:176㎝
体重:88kg
出身:兵庫県
国籍:韓国
高校:大阪朝鮮高校
大学:帝京大学
所属:神戸製鋼コベルコスティーラーズ
4歳から地元のラグビースクールに通い、小学校・中学校・高校と朝鮮学校に通っていたそうです。
大阪朝高から花園への出場も果たし、「冬の花園」「春の選抜」に出場し、準優勝を果たしています。
高校卒業後は、帝京大へ進みますが、2020年に大学を中退し、ニュージーランドに留学する道を選ぶ。
しかし、コロナの影響で留学は叶いませんでした。
その後、神戸製鋼コベルコスティーラーズ(現・コベルコ神戸製鋼スティーラーズ)に加入し、現在も所属しています。
2022年には、コベルコ神戸スティーラーズの副将に就任。
2023年8月にはワールドカップ日本代表に選ばれています。
まとめ
9月8日に開幕されるワールドカップに、日本代表として選ばれた『李承信』選手について、まとめてみました。
李選手は韓国籍ですが、日本生まれの日本育ち。
現在22歳の選手です。
まだまだこの先も活躍が期待できる選手ですので、見守っていきたいと思います。