作家・吉田修一さんの書籍「国宝」が、2025年に映画化されることになりました。
極道の家に生まれ、抗争で父を亡くした後歌舞伎の世界へと挑戦する、一人の男性の50年を描いた作品となっています。
主演は吉沢亮さんで、横浜流星さんがライバル役の他、渡辺謙さんや高畑充希さんなど、実力派俳優達をキャストとして迎えているのです。
美しい顔面をお持ちの二人の俳優の共演は、思わず興味を惹かれるものがありますね。
また、映画「フラガール」でお馴染みの、李相日さんが監督を務めています。
李監督は吉田修一さんとタッグを組むのは三度目で、今回の作品も期待を集めているのではないでしょうか
そんな映画「国宝」のロケ地が気になるところですよね。
今回はこちらについて調べました。
- 映画「国宝」はどこで撮影された？
- 京都と滋賀で撮影されたのは本当？
- 撮影時期や目撃情報
では見ていきましょう！
映画「国宝」のロケ地はどこ？
映画「国宝」のロケ地ですが、京都と滋賀で撮影が行われたという情報がありました。
東映京都撮影所（京都府）
5月13日・14日にエキストラの撮影が行われました。
冬に歌舞伎を見に行くシーンや、撮影所内のセットの劇場で撮影があったようです。
【募集内容】
撮影日程：5月13日（月）、5月16日（木）
撮影場所：東映京都撮影所セット内（両日とも）
役柄：歌舞伎の観覧客役
募集人数：18歳以上の成人男女 各日100名
引用：京都メディア支援センターより
東映京都撮影所は1926年に建設され、京都では一番古い映画撮影所です。
「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」といった有名な時代劇を撮影しています
敷地内に「東映太秦映画村」といった、時代劇を舞台にしたテーマパークがあるので、時代劇好きには一押しの場所ですね。
南座（京都府）
5月27日に南座で撮影が行われたという情報がありました。
【募集内容】
5月22（水）．23（木）．25（土）．26（日）．27日（月）
撮影現場：南座
引用：京都メディア支援センターより
こちらは、エキストラではなく、参加してくださる方のお世話係の募集でした。
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南座は江戸時代から存在している、日本最古の劇場です。
四条通の南側にあることから「南座」と呼ばれています。
現在と建物は昭和4年に建てられたもので、桃山時代風のデザインです。
年に数回、歌舞伎をはじめ新喜劇やお芝居等様々な演劇が行われています。
大津市（滋賀県）
4月25日にエキストラの撮影が、滋賀県大津市で行われました。
【募集内容】
1996年（約30年前）に走っていてもおかしくない年式の自家用車をお持ちの方で、
お車に乗ったままのエキストラ出演。
１．集合場所：滋賀県大津市（自車集合）
２．募集日時：４月２５日（木）（屋外撮影の日）
引用：京都市メディア支援センターより
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大津市は琵琶湖をはじめ、自然豊かな市です。
歴史ある建造物も多く、比叡山延暦寺や国城寺、石山寺など撮影スポットが沢山あります。
映画「るろうに剣心」や「ちはやふる」などの撮影もされました。
エキストラの情報によりますと、30年以上前の車を保有している人との条件だったので、特定の場所ではなく道路でのロケだったかもしれません。
原作では、長崎から大阪や東京で過ごした表記がありました。
もしかすると、そちらの地域で撮影があった可能性もあります。
永楽館（兵庫県）
兵庫県豊岡市の永楽館で、「国宝」のロケがあったという目撃情報がありました。
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永楽館は明治に開館した芝居小屋です。
時代の変化と共に映画やテレビが普及し始めると、芝居小屋に人の足が遠のき、
昭和39年に閉館してしまいました。
平成20年に改修作業を経て、現在では一般公開されています。
映画「国宝」の撮影時期
映画「国宝」の撮影は2024年3月から6月にかけて行われました。
エキストラの撮影が4月に滋賀県、５月に京都府で実施されたという情報があります。
主演の吉沢亮さんは踊りの経験がなかったこともあり、正座や扇子の持ち方など基本的な動作を練習したそうです。
稽古の初日は、まっすぐ歩くことだけで終了し、ちゃんと踊ることができるか不安もあったようですよ。
この映画を成功させるため、他の仕事をセーブして歌舞伎の稽古に挑んだそうなので、
吉沢さんの渾身の演技、待ち遠しいですね。
映画「国宝」の目撃情報
南座でロケがあった情報がありました。
27日は映画「国宝」の南座ロケですね
舞台は喜久雄と俊介二人の場面でしょうか
観客でボランティア参加される方たち
決まったかな・・・先日、散歩の途中、紫のクレマチスと
滅多に見ないニゲラの花にも出会いました。風薫る五月、俊介を生きる流星さん
来年の映画の公開を楽しみに🤗#横浜流星 pic.twitter.com/3F6ky7B5zc— nigella2019 (@alpyoshiegmail1) May 25, 2024
先程ご紹介した「永楽館」で、目撃情報があったようです。
映画国宝のロケが
豊岡市の永楽館でされていたことを
思い出しました— ちとりはなお (@chu_tton) October 9, 2024
まとめ
今回は映画「国宝」のロケ地について調べました。
エキストラのロケは京都府と滋賀県で行われました。
映画の内容が歌舞伎をテーマとしているため、京都にある劇場や、大津市の古き建物や自然豊かな中での撮影が必要だったのだと思います。
他にも東京都や兵庫県で撮影があったという情報がありました。
原作では長崎・大阪・東京で過ごしているので、そちらで撮影が行われた可能性はありますが、情報はありませんでした。
極道の世界から歌舞伎役者になるという、壮大なテーマの「国宝」がどのように再現されているか、今からとても楽しみですね。
