バスケットボール選手の渡邉飛勇(わたなべ ひゅう)選手は、身長2メートル7センチの優れた体格と高い運動能力を持つビッグマンです。
2024年7月8日、渡邉飛勇選手はパリオリンピックに出場する男子バスケットボールの日本代表メンバーに選ばれました。
ハワイ出身の渡邉飛勇選手は、東京オリンピックの時もチーム最年少の22歳で日本代表に選ばれていて、今回もかなり期待されています!
そんな話題の渡邉飛勇選手を「渡邉飛勇の国籍は日本!ハワイ出身で日本語は話せる?両親や兄弟も!」というテーマで紹介します!
【この記事でわかること】
渡邉飛勇の国籍は日本だが出身はハワイ!
渡邉飛勇は日本語が話せる?
渡邉飛勇のプロフィール
渡邉飛勇の両親
渡邉飛勇の兄弟
どうぞ最後までご覧ください。
渡邉飛勇の国籍は日本だが出身はハワイ!
渡邉飛勇選手は日本国籍ですが、アメリカ・ハワイで生まれました。
高校を卒業するまでは、ずっとハワイに住んでいたそうです。
国籍ですが、日本国籍を持っていますが、同時にアメリカ国籍も持つ『二重国籍』なのではないでしょうか?
アメリカの場合,日本国民である父または母(あるいは父母)の子としてアメリカで生まれた子は日米の二重国籍となります。
(出生後3ヶ月以内に日本の役所(大使館,総領事館,本籍地役場)に出生届を行った場合)。
なお,自己の意思で米国市民権を取得した場合は,その時点で日本国籍を失いますので二重国籍とはなりません。
引用:在シアトル日本国総領事館より
日本国籍も持っていることから、生後3ヶ月以内に日本でも出生届を出したんですね。
「母親の母国である日本国籍も持たせてあげたい。」とご両親が望んだからかもしれませんね。
渡邉飛勇選手は、「オリンピックやワールドカップを見るときは、アメリカ代表ではなく日本代表を応援していた」と語っています。
「お母さんの国でプレーできる」ことをとても嬉しく思っている様子が伝わってきます。
日本で暮らした経験はないようですが、思わず応援したくなっちゃいますね!
渡邉飛勇は日本語が話せる?
渡邉飛勇選手は、日本語よりも英語の方が得意なようです。
渡邉選手はハーフで、父親はアメリカ・オレゴン州ポートランド出身のアメリカ人、母親は東京出身の日本人。
ずっとハワイで育ってきているので、基本英語で会話していたようです。
母親が日本人なので、少しは日本語に親しむ機会もあったと思いますが、メインは英語だったのでしょう。
ですから、彼の日本語力はまだ流暢とは言えませんが、2021年に沖縄の琉球ゴールデンキングスに入団してから約2年で大きく上達しました!
下の動画は2023年7月に配信され、8月のワールドカップに向けての意気込みを語っています。
たどたどしい日本語ではありますが、英語は全体の10%以下です。
渡邉選手の熱い気持ちが溢れており、彼の人柄がよく表れた素晴らしいインタビューだと思います。
2021年に日本に来てから、3年がたっています。
現在はもっと流暢な日本語で会話しているようですよ!
渡邉飛勇のプロフィール
次に渡邉飛勇選手のプロフィールを紹介します。
■名前:渡邉飛勇(ワタナベ ヒュウ)
アメリカ名はヒュー・ワタナベ・ホグランド(Hugh Hogland Watanabe)
■生年月日:1998/12/23
■身長 / 体重:207cm/106kg
■ポジション:PF
■出身地:アメリカ合衆国
■国籍:日本
■経歴:2017年 ポートランド大学
→ 2020年 カリフォルニア大学デービス校大学院
→ 2021年 琉球ゴールデンキングス
■代表歴:2018年 バスケットボール男子日本代表チーム
→ 2019年 バスケットボール男子日本代表チーム
→ 2020年 バスケットボール男子日本代表チーム
→ 2021年 バスケットボール男子日本代表チーム
→ 2023年 FIBA2023ワールドカップトレーニングキャンプメンバー
→ 2024年7月 信州ブレイブウォリアーズへ移籍
207cmの高身長と優れた身体能力を活かし、ゴール下でのダイナミックなプレーに期待が高まりますね!
ウォリアーズでの活躍だけでなく、パリオリンピックでも活躍してくれることを信じています!
渡邉飛勇の両親
渡邉飛勇選手の父親の名前は「マシュー・ホグランド」で、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド出身の元野球選手です。
現在は木材に関する仕事をしているとのこと。
実は渡邉飛勇選手がバスケットボールに初めて触れた瞬間に、マシューさんが関わっています。
幼い頃、マシューさんが買ってくれたおもちゃのバスケットボールリングが、彼がバスケットボールに興味を持つきっかけとなりました。
子供のころはそれでよく遊んでいましたが、成長してからも父親とシュート競争することが多かったようです。
渡邉飛勇選手のバスケットボールの原点は、このバスケットボールリングだったのかもしれません。
次に渡邉飛勇選手の母親ですが、名前は「渡辺早苗」で、東京都出身の元陸上選手です。
渡邉飛勇選手が現在日本代表として活躍しているのは、早苗さんのサポートが大きいと言えるでしょう。
上記の動画の中でも語られていましたが、2018年に日本代表に初めて招集されたのは、早苗さんが日本バスケットボール協会(JBA)に連絡をしたおかげなのです。
早苗さんが送ったメールがきっかけで、JBAから渡邉飛勇選手に連絡がありました。
渡邉飛勇選手の成長の背後には、両親のサポートがあったことがわかります。
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渡邉飛勇の兄弟
渡邉飛勇選手には1歳年下の弟がいます。
弟の名前は渡邉晃瑠(わたなべ こうる)さん(上記写真右端)で、ハワイ大学を卒業後、日本製鉄堺ブレイザーズに所属するバレーボール選手として活躍しています。
晃瑠さんはアジアカップU23の日本代表にも選ばれるなど、バレーボール界でも注目の存在です。
兄弟仲は良好で、よくメールをやり取りしているそうですよ。
お互いに切磋琢磨し合いながら称え合う、素敵な関係ですね。
ちなみに、弟の晃瑠さんの身長は193センチ。
渡邉飛勇選手が207センチであるため、兄弟が揃うとその存在感は非常に大きく、かなり目立つようです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は渡邉飛勇選手について「渡邉飛勇の国籍は日本!ハワイ出身で日本語は話せる?両親や兄弟も!」というテーマで紹介しました。
以下まとめです。
・渡邉飛勇選手は日本国籍だが、アメリカ・ハワイで生まれた。
・渡邉飛勇選手の日本語は流暢ではないが、短期間でかなり上達している。
・渡邉飛勇選手は207cmと高身長で、現在は「信州ブレイブウォリアーズ」に在籍している。
・渡邉飛勇選手の両親は、父がアメリカ人で母が日本人であり、二人とも元スポーツ選手だった。
・渡邉飛勇選手の弟・渡邉晃瑠さんは、「日本製鉄堺ブレイザーズ」に所属するバレーボール選手として活躍している。
渡邉飛勇選手がハーフだけど日本国籍を持っていることがわかりましたね。
また、動画からは笑顔が素敵な好青年であることも感じられました。
2024年7月のパリオリンピックでの渡邉飛勇選手の活躍で、彼のファンも急増するのではないでしょうか?