2024年、松永k三蔵さんが芥川賞を見事受賞されました。
初めて候補に上がり、見事受賞!となったようです。
今回芥川賞を受賞したのは「バリ山行」という作品で、登山を題材にした小説となっています。『バリ』というのが、??と思ったのですが、
「バリエーションルート」の略で、「通常の登山道でない道を行く。破線ルートと呼ばれる熟練者向きの難易度の高いルートや廃道。そういう道やそこを行くことを指す」のだそうです。
ペンネームにもインパクトがありますが、本名はなんというのでしょうか?どのような人物なのかも気になりますよね。
今回はこちらについて調べました
- 松永k三蔵さんの出身高校と大学
- 本名やプロフィール
- 松永k三蔵さんは会社員?
では、詳しく見ていきましょう。
松永k三蔵の高校・大学はどこ?
松永k三蔵さんの出身高校は不明です。
大学は関西学院大学の文学部を卒業されています。
大学の読み方は「かんせいがくいんだいがく」が正しく、「かんさいがくいん」は間違った読み方になります。
関西学院大学は兵庫県西宮市にある私立の大学で、偏差値は59と高く、難関大学として知られています。
関西学院大学の出身者には、様々な著名人がいます。
どんな方がいるのか、見てみましょう。
関西学院大学出身者
- 小池百合子(東京都知事)
- 永島優美(アナウンサー)
- 三倉茉奈・加奈(俳優)
- 中間淳太(ジャニーズWEST)
色んな分野で活躍されている方が、関西学院大学の卒業生だということが分かります。
小池百合子都知事も、同じ大学だったんですね。
松永k三蔵さんの出身高校は残念ながら情報がありませんでした。
兵庫県で育っているため、関西学院大学がある西宮市の高校を卒業している可能性は高いです。
もし西宮市の公立高校を卒業されているとすれば
- 県立西宮高等学校
- 県立鳴尾高等学校
以上の2校が市内で偏差値が高いので、可能性はあるといえるでしょう。
松永k三蔵の本名は
松永k三蔵さんの本名は非公表となっています。
ペンネームの読み方は「マツナガ・ケー・サンゾウ」です。kが謎ですよね。
松永k三蔵という名前に使われている「k」は、どうやらミドルネームのようです。
ミドルネームを使っていることで、名前に対する印象が強く残りますね。
「Kはミドルネームなんですけど、私の家族のファーストネームにKが多かったので、みんなからもらってつけております」と、答えています。
「三蔵」は祖父の名前だそうです。
一見不思議な名前だと感じましたが、家族に対しての愛が込められた、素晴らしいペンネームですね。
松永k三蔵のプロフィール
挑戦と苦悩、山で着想 芥川賞受賞・松永K三蔵さん 久慈浜、干し芋 日立の記憶 茨城・水戸市出身 https://t.co/XdCXNYJBmD #茨城新聞クロスアイ #news #ibaraki pic.twitter.com/eoIGR2AjaH
— 茨城新聞社 (@ibarakishimbun) July 17, 2024
ペンネーム:松永k三蔵(マツナガ・ケー・サンゾウ)
本名:非公表
生年月日:1980年生まれ(月日は非公表)
年齢:44歳くらい(2024年現在)
出身地:茨城県水戸市
所在地:兵庫県西宮市
職業:会社員・小説家
趣味:登山
松永k三蔵さんは茨城県出身ですが、幼いときに兵庫県に移り住みます。
兵庫県のことを、
阪神間というのは、海と山に挟まれて東西に長い街です。ちょっと歩けば海が見えて、北を見上げれば山があるというところで、私自身育った地域です
と語っています。
松永さんも山歩きが好きで、歩きながら着想を得ることが多いようですよ。
松永さんが小説を書き始めたキッカケは、中学2年生のときに読んだドストエフスキーの「罪と罰」だそうです。
高校の頃の情報は見つかりませんでしたので、詳しいことはわかりませんでした。
その後、関西学院大学文学部を卒業します。
大学卒業後は建設関係の会社に勤めながら、執筆していました。
2021年に「カメオ」で第64回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。
そして2024年に「バリ山行」で見事、芥川賞を受賞されています。
本名と誕生日は非公表とされていますが、1980年生まれということで44歳(2024年7月現在)であることは分かりました。
趣味は登山ということですが、今回芥川賞を受賞したのは「バリ山行」という作品で純文山岳小説といわれています。
登山と人生を重ねて書かれている「バリ山行」は7月29日発売です。
バリ山行とは
松永k三蔵さんが執筆した『バリ山行』は、純文学になります。
純文学で登山の内容というのは、珍しいそうですが、死と隣り合わせのスリルと、リストラに直面しているサラリーマンの日常とが入り混じり、並列して話が進んでいく内容になっています。
主人公「波多」は、建外装修繕を専門とする会社に転職。
同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で職場で変人扱いされ孤立しているベテラン社員「妻鹿」があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知る。。
「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げてるだけじゃないですか!」
(本文より)
話の内容を知ると、なんだか読んでみたくなりました。
松永さんは、「バリ山行」は、純文学になじみのない方も読みやすいのかなと思います。
ぜひ読んでみて欲しい。と語っています。
松永k三蔵は会社員?勤務先は
松永k三蔵さんは、建設関係の会社に勤めています。
どこの会社までは、情報がありませんでした。
受賞のインタビューで、
--この先も会社員の仕事は続けるのか
「働きながら書くという生活なんですけれども、やはり働く中で私自身も吸収することも多くありましたので、働きながら書いていきたいと思います」
引用:産経新聞より
朝出勤前に、カフェで小説の執筆をされる事もあるそうです。
松永k三蔵さんのX(Twitter)では、カフェの写真が数多く投稿されています。
まとめ
2024年に芥川賞を受賞された、松永k三蔵さんについて調べました。
松永k三蔵さんの出身大学は、関西学院大学です。
出身高校は情報がありませんでした。
松永k三蔵さんは大学卒業後、建設関係の会社に入社します。
会社員として働きながら、小説家としても執筆活動をしています。
2021年に新人賞を受賞して小説家デビュー、2024年には芥川賞を受賞しました。
会社員であり小説家でもある松永k三蔵さん、これからも素晴らしい作品を作り続けて欲しいですね。